2008年12月25日
お疲れ様です。
合併浄処理化槽(高度処理合併浄化槽)の設置に自治体から補助金がもらえるという話は以前記事にしました。(削除)
都市部にお住まいの方には浄化槽だの井戸ポンプだの言われても(?_?)意味がわからないのではないでしょうか?
浄化槽は公共下水道が無い地域で排水の浄化をするために各建物ごとに設置します。
合併浄化槽を設置する場面とはどういう状況でしょうか?
1:新築・増築する場合
2:既存の単独処理浄化槽から入れ替える場合
3:汲み取り式トイレから水洗トイレにする場合
いずれも公共下水道が無い場所の話です。
そもそも補助金制度は単独処理浄化槽の設置が認可されている時代に、より排水をきれいにできるけど値の張る合併浄処理化槽の設置を促進するためだったとおもいます。
環境対策です。
しかし、考えてみれば単独処理浄化槽の販売が出来なくなった現在では合併浄処理化槽を設置するしかないのですから、補助金がもらえるというのは変な話です。公共下水に排水を流す人は何ももらえないわけですから。
最近は、合併浄処理化槽よりさらに排水をきれいにできるけど値も張る高度処理合併浄化槽にのみ補助金がおりるようになっていたりします。
(各自治体により事情が異なりますので補助金をもらいたい人は各市町村までお尋ねください)
環境対策ですから、上記の設置する状況からすると補助金は
1:新築・増築する場合
すでに合併浄処理化槽しか認可されないので意味が無い。高度処理合併浄化槽に補助金を出すというなら理解できる。窒素とりんまで除去できるタイプの高度処理合併浄化槽にのみ補助金を出したほうがいいとおもいます。
2:既存の単独処理浄化槽から入れ替える場合
これを促進する必要がありますが実際には補助金以上に工事費が掛かるのでわざわざ入れ替える人は少ない・・・というより聞いたことが無い。
3:汲み取り式トイレから水洗トイレにする場合
1:と同じ
結局2が進まないと川はきれいにならないのかもしれません。
2と同じような意味では
建物を建てた時点では公共下水道が通ってなく単独処理浄化槽や合併浄処理化槽を設置したが、
近隣の宅地化がすすみ公共下水道を使える状況になっているにもかかわらず、
そのまま浄化槽を使い続け公共下水道に繋がないというケースがあります。
公共下水道が来ているのに使わない(繋がない)のは工事費が掛かるからでしょう。
公共下水道に繋ぐ工事費の補助金を出している自治体もあるようですが、
浄化槽に出す補助金が50万円とすると5万円とかの金額です。
こんなんじゃ誰も工事しません。
この入れ替え工事に補助金をもっと多く出したほうが環境的には良いような気がしないでもありません。
近隣をまとめて公共下水に入れ替えたほうが安く出来るので自治体主導で実施すれば効果的かと。
ネットショップ:ポンプ屋
本日売れた商品の一部を写真で紹介
いつも売れる商品を紹介しても重複するので、なるべく変わった商品を紹介していきます。
KVK KM550 シングルレバー式混合栓
http://pumpya.ocnk.net/product/271
ネット通販ではあまり売れませんがKVKなどの水栓も売ってたりします。
実店舗のほうでは売れ筋商品ですね。
昨日とはうって変わって非常に閑散とした一日でした。
ポンプ屋です。
http://pumpya.ocnk.net/