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店長日記
課徴金で泣きっ面に蜂
2009年02月16日
お疲れ様です。

週末は暖かくなりましたがまた明日から真冬に逆戻り?

ニュースより
「塩ビ管カルテル、2社に排除命令へ 公取委、積水化学と三菱樹脂」
『積水化学への課徴金は1社当たりでは過去最高の70数億円、三菱樹脂に対しては30数億円となる見通し。
両社は2004年から06年にかけて、塩ビ管の価格を巡りクボタシーアイなど他の化学メーカーと営業担当者らで話し合いを持ち、複数回にわたって値上げ幅や時期を事前に取り決めていた疑いが持たれている。』

昨年、証拠上の理由から刑事告発の見送りをし、行政調査に切り替えて違反内容の特定や課徴金の算定作業を続けていたようですが、いよいよ金額が出ましたね。

実状からいえば塩ビ管なんて過当競争でメーカーにとっては全く儲からない商品のはずです。
下手したら赤字じゃないかなぁ。泣きっ面に蜂ですね。
70数億円っていったいどういう根拠で算出したの?

業界関係者の一員としてメーカーの事情もある程度わかりますので今回の事例では
「一緒に値上げしましょう」という話し合いが持たれても仕方ないと言えなくも無いかな。

消費者の利益を考えるのが独占禁止法のはずです。

どのメーカーもライバル他社の動きが気になって値上げできないのが現状です。
話し合いで値上げを決めても2ヶ月もすれば価格は元値近くまで戻ってしまいます。
石油価格の値上がりなどでメーカーが値上要請→代理店が値上前に大量に発注→値上後の品物がほとんど動かない→設備を休ませられないメーカーは在庫が増え価格を下げて販売→思うように値上げできない→石油価格の値上がりなどでメーカーが値上要請
の繰り返しって感じかな。

この先、塩ビ管なんて作るメーカーはどんどんいなくなる気がします。
ましてこの不景気に莫大な課徴金なんて取られたら撤退に拍車を掛けるのでは?
公正取引委員会が独占状態を作るお膳立てをしているようにもおもえる。

大手塩ビメーカーのどこかは他の事業での利益にものを言わせ不当廉売で市況を下げるようなことをしていないのかなぁ。

塩ビ管のメーカーになることは設備、資金、儲けなどを考えると参入障壁が高い。
一メーカーに安売りされライバルが撤退したら、そのメーカーに価格支配されてしまう恐れはあるとおもう。

逆にスーパーの目玉商品やガソリンスタンドの安値競争が不当廉売にあたるっていうのはちょっと??。
安売りで地域のライバルを潰して独占状態を完遂させた後で高値販売を企てたとしても長続きしないですよね。
このようなケースは消費者保護でなく業者保護の意味合いが強く本来の独占禁止法の趣旨に反する気がします。



ネットショップ:ポンプ屋
http://pumpya.ocnk.net/

本日に売れた商品の一部を紹介
日立 E‐25J 交換用ろ材
http://pumpya.ocnk.net/product/212

カートリッジ式になる前の旧型の浄水器用の交換ろ材です。
以前に比べると売れなくなりましたが(旧製品を使っている人が減ったからとおもわれます)まだまだ需要があります。
このろ材を交換して袋を掃除しても水の出が悪い場合は袋を交換するしかないです。
袋は商品をアップしておりませんが取り寄せ可能です。ただ価格が結構高く1台分で定価で18,000円位はします。
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