家庭用の井戸ポンプは一般的に
「地上ポンプ」と「水中ポンプ」に別けられるかとおもいます。

「地上ポンプ」は「浅井戸ポンプ」と「ジェットポンプ」に別けられます。
「深井戸ポンプ」と呼ばれるものはこの「ジェットポンプ」のことを指す場合が多いです。

「ジェットポンプ」を使用するには
地上のポンプの高さから井戸の水面までの距離（水位）が概ね８ｍ以上ある場合は
「ジェットポンプ」に「ジェット」を取り付ける必要があります。
「ジェットポンプ」と「ジェット」を２本の配管で繋いで井戸の中の水面下に「ジェット」を取り付けるわけです。（シングルジェットの場合は異なります）

この「ジェットポンプ」と「ジェット」の組み合わせがちょっとした曲者なのです。
詳細は割愛いたしますが、トラブルも少なからずございます。


水位が２０ｍ近い場合やそれ以上の場合は、水中ポンプをお勧めいたします。
確実に水が揚がります。当然、性能は水中ポンプのほうが上です。
ただし、井戸径が１００ｍｍ以上必要です。
（グルンドフォスには７５ｍｍ対応のお買い得な商品がざいますが）

以前は水中ポンプは価格が高かったのですが、
最近の水中ポンプは価格もお手頃になり、信頼性・耐久性も大幅に向上しております。

参考価格
ジェットポンプの場合
　CT-P400S　+　J75-24V　94,027円
水中ポンプの場合
　25R4H-0.39-5S　87,675円
　25R4H-0.411-5S　113,925円
さらにジェットポンプは配管が２本必要になり配管代がかさみます。
水中ポンプのほうが却って安いということもあります。
施工も重い本体を井戸に入れるというだけでジェットポンプより割と簡単だったりします。

では水中ポンプはいいことばかりか？というとそういうわけでもございません。
井戸の状態や使い方によっては向いていない場合もございます。

水中ポンプならシントーポンプがお勧めです。